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最新記事【2007年12月14日】

記憶法や記憶術というのはいろいろありますけど、
結局のところこれがすべての記憶法の中でいちばんというものはなく
自分にとってやりやすいものをあちらこちらから集めてくるということに
なりそうです。

ただ、多くの記憶法に共通しているのは、
既に自分が持っている知識その他に結び付けて憶えるというものでしょうか。
新しいことを憶えるにしても、既に自分が知っているあれに似ているなだとか、
あれとあれを組み合わせれば、新しいこれになるなだとか、
そんな感じで憶えることが多いようですね。
まあこういうのを理解を伴った記憶というのでしょう。

結びつける知識が見当たらない場合でも、
語呂合わせなんかでまったく別の意味に結び付けて憶えたり、
あとは、体の各部にひっかけたり、指の一本一本に憶えたいものを割り当てたり、
いつも通る道の建物ごとに憶えたいものを割り振ったりという
記憶法も存在しますが、これも既に知っている何かに結び付けているんです。

こういうことは、既に知っていることが多いからこそできるわけですよね。
だから、一つのことを極めた人は、
他の分野のことも普通の人より早く会得したりしますよね。

これに対して、子供の場合は既に知っていることというのが少ないです。
結び付けようにも結びつけるもの自体少ない。
だからそれよりも単純繰り返しなどで無理やり憶えた方が効率がいいし
子供もそういう憶え方は得意です。
九九を憶えた時のことを思い出してください。
あんなもの、いちいち理解しながら憶えたりしませんでしたよね。
9×9を憶えるのに頭の中で9を9回足したりしませんでしたね。
それでいて九九というのは非常に有用なものになっています。
「理解を伴わない丸暗記なんて意味がない」
というのはどうなんだろう、と思ってしまいます。
むしろ憶えられるときに子供に憶えさせないというのは、
絶好の機会を失わせることになるのではないかと思ったりします。

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